本日人権・同和教育参観日と愛媛県人権教育協議会西予支部野村分会主催の西予市人権のつどい」が本校で開催されました。

参観授業の様子です。１年生は「いじめ」、２年生は「識字学級」、３年生は「就職差別」をテーマにした授業を行いました。自分の意見を述べ、友人の意見に耳を傾けながら、各自が考えを深めていました。

参観授業後は人権集会が行われ、生徒・保護者の皆さまから募集した標語を発表し、感想を述べました。

講演会は２０２０東京パラリンピックにシッティングバレー日本代表として参加された嵯峨根　望氏を講師としてお招きし、お話を拝聴しました。

生まれながら両足と片方の手の指に障がいを持って生まれたご自身の生い立ちを話されながら、これまでご自身が経験して感じてきたことを、子どもたちに熱く語っていただきました。私の印象は、とにかく明るい方でした。ご自身の障がいを人に隠したいと思った時期もあったそうですが、出会った友人との出会いを通して、自分の考え方が前向きに変わってきた、いい友人に恵まれたとお話されていました。私は嵯峨根さんの人柄で、困った時に自分を支えてくれる、励ましてくれる、そんな人たちが集まってくるのではないかとも感じました。

最後にシッティングバレーを代表生徒で体験しました。途中で座り方とか移動の仕方を多くの生徒が実体験し講演を終えました。体験や経験を通してのお話は共感できる部分がたくさんあり、子どもたち、教職員も学ぶべきことが多くありました。嵯峨根様、ありがとうございました。