お知らせ

令和6年2月発行 えひめ愛顔の子ども新聞

国技「相撲」〜市総体まであと11日!

2024年5月24日 16時20分

2024.05.24(金)16時20分現在 曇り、25℃

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 午後から一気に気温が上がりました。各教室では空調設備が動き始めました。

 今日は昨日、休養日だった相撲部を訪ねました。

 昨年度、全中(全国中学校体育大会)団体戦3位、一昨年度も全国団体戦5位と、中学ながら伝統を守り抜いている相撲の名門中の名門です。

 訪ねると真っ先に挨拶、そして、履き物を準備してくれました。何をするにも「しますっ!!」「しますっ!!」(失礼します、の略語)と礼儀正しく、勇ましい。

 そこで見せる表情は真剣そのもの。

 伝統を守ることの「厳しさ」そして「尊さ」を身に染みて感じている選手たちに慢心はありません。

 日々が戦い、日々が努力精進!!

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 じんわりと背中を伝う汗が早々に流れ始めます。すり足や胸を貸す稽古、基本動作でありながら、その動き一つ一つには迫力があり、バチーーーンと激しい当たりが続けられます。 

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 彼らを見て思うことは「守・破・離」という言葉。顧問の先生は、専門中の専門家。緻密で静かなる闘志を燃やし、選手の底力を出させるためには労を惜しまない、今時、このような教師はいないのではないかと思えるような熱血漢です。

 選手は師匠の教えを忠実に「守り」、日々の学校生活や私生活に焦点を当てていきます。教えの中から捻り出す瞬間の輝きを求めようと自分の限界を「破る」べく必死の努力が続けられます。

 全国で活躍するにはその「守る」ことや「破る」ことだけでは叶わないのです。その境地を顧問の先生は求めている…「師匠の教えを元に、真の自分らしさを見出して飛躍する」、「離」の世界への境地!!

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 激しい稽古の中で、選手はその境地に辿り着くべく、今日もまた必死の稽古が続いている。立っていられないほどの疲労、胸が張り裂けそうなほどの激しい息づかい!!

 今日が練習日でも、全国の舞台でも、特別に態度を変えるようなことはない!!

 国技「相撲」を選んだ漢たちが、今日もまた野村中学校の地で心を燃やしている。