涙を虹に
2024年7月4日 17時56分2024.07.04(木)17時現在、晴れ30℃
17時現在で気温は30℃。早くもうだるような暑さです。けれども生徒たちは元気!放課後、部活動の様子です。
吹奏楽部は「全国吹奏楽コンクール愛媛県大会」に向けて、いよいよ隊形決めや音合わせが始まりました。指揮の先生の指示一つでまとまる音の集合体は芸術そのもの。さすがプロの指導者だな、と感じました。
創作部は一時、指導者が席を外した時間帯の様子でしたが、生徒たちは自らの課題に向き合い、黙々と制作に励んでいました。創作部を訪ねると、いつもきまって元気のよいあいさつが帰ってくるのもこの部の特徴です。
相撲部は外部の方に稽古に来ていただき胸を借りていました。一番一番が真剣勝負!渾身の取組の後に肩で息をするその姿は先を見据えるたくましい姿。すばらしいのは一生懸命なのはもちろんのことですが、我を忘れたがむしゃらさではなく、アンテナを張り、相手の出かたを瞬時に分析しながらの取組であること。さすが全国区の相撲部だなと感じました。苦しんだ先の栄光を夢見て!
サッカー部は二人の合わせからのミドルシュートの練習をキーパーを付けて行っていました。まさに試合と同じ実戦練習!キーパー陣も層が厚く、互いがライバルであり、そして互いに高め合いの練習。ボールを真正面に見ても、逃げるわけではなく、「よしこい!!」とボールに飛び込むような意気込み。これは強くなる!!暑さに負けずに真剣に頑張っているサッカー部にも注目!!
野球部はピッチングマシンを使っての実践練習です。「球」は一つ!その一球一球にさまざまな角度から声が飛び交います。
グラウンドの片隅では県総体(陸上競技)に出場する走高跳の練習が行われていました。校長先生によるマンツーマン指導!!139cmという自身の記録を乗り越え、自分の限界を突破してほしい!!
体育館も独特の蒸し暑さです。扇風機は回っても、熱風を浴びている感じ。けれど、体育館内の雰囲気はその暑さにひるむことなく真面目に練習を行っていました。
30年ぶりの県総体の切符をつかみ取ったバスケットボール部はチームオフェンスの練習を、新チームに移行した卓球部とバレーボール部は基礎基本に重点を置きながらの練習を、それぞれに行っていました。
暑くて、苦しくて、これからうれしいこと、悔しいこと、いろいろと起こって、時に涙することがあっても、それを虹に変えられるよう「今日」という日をひたむきに頑張る野中生です。