お知らせ

令和6年2月発行 えひめ愛顔の子ども新聞

アウトプットの必要性

2025年2月17日 12時55分

2025.02.17(月)12時55分現在、晴れ、8℃

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9時00分

 土日で随分と融雪が進み、バス通学の規制も特になく、通常通りの日常が戻ってきました。ただ、また明日から寒波の襲来!!体調を崩されませんようお気を付けください。

 さて、1時間目、3年生社会科の様子です。学んだことをアウトプット(自身の他者への発信)ができて、初めて知識が定着する!とも言われます。社会科では授業のかたわらで、入試対策を毎時間行っています。その際、短い時間ではありますが、教え合い・高め合いの時間をとっています。さぁ!!どうでしょう!!この3年1組の取り組む姿勢を!!!皆、活発に思うことを発信し、相手の意見にも傾聴します。教科担当の教師が必要のないほどに熱心に、そしてハイレベルに教え合い・高め合いは続きます。本当に可愛らしい、愛おしい生徒たちです。

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12時05分

 続いては3年2組の授業の様子です。ディベート「消費税は必要か必要でないか!??」

 こちらも授業の合間に、ディベートを行いました。自身の意見や思いはあっても、あえて、賛成側、反対側に回って意見をねじりだします。それをジャッジする3人が様子を見ます。

 まずは8分で下調べ!タブレット端末を使ったり、友達同士で相談したりして、意見をまとめていきます。

 そして、8分後、賛成側からの挙手によってディベートが始まりました。

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12時15分

 賛成派、反対派と次々と意見が出てきます。ジャッジの3名も教科担任のサポートは必要ないほどに、バッチリと運営していきます。

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≪賛成側の意見の一部≫…消費税はなくすべきではない派

・医療費無償等のサービスの向上につながらなくなる。

・所得税収と同推移かそれ以上の収入が消費税からまかなわれているので必要である。

・税金でまかなわれているサービス(医療費など)を受けられなくなる。税収によるサービスが減ってしまったら、貧富の差も起こるし、貧富の差による影響も出てくる。

・消費税が下げられた(あるいはなくなった)と言って、生活の質が保障されるものではない。だから、消費税は生活の質を維持するためにも必要である。

≪反対派の意見の一部≫…消費税はなくすべき、あるいは減らすべき派

・他で集めればいい。

・税の種類がだいたい50種類あり、また居眠りしている国会議員のことなども考えると、他に削れるものがある。

・経済が回らない時は消費税を下げるべきだ。

・駆け込み需要なども起こっているが、消費税の上げ下げで国民が困惑した過去の事例を考えると、消費税自体をなくすべである。

・国会議員がいくらもらっているか分かっていますか!??寝ている国会議員もいる。消費税でまかなわなくとも、もっと他に削れるところがある。

※ 子どもたちが普段思い描いている素直な意見をそのまま載せています。未来に向けた輝く原石であるこの子どもたちの意見を謙虚に受け止めていただければ幸いです。

 生徒たちのあまりに鋭く、心豊かな感性に鳥肌が止まりませんでした(うまく言い表せずにすみません)。とにかく、教え合い・高め合い、そしてディベート等、野中生たちの持つ、可能性やすばらしさは本当に計り知れないものと思えました。これに続く2年生や1年生たちの存在もなお楽しみです。すばらしい時間になったと思っています。

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217メニュー

12時40分

 ラビオリが出ました!ラビオリは小麦粉で作った生地でチーズや肉 、野菜などの具材を包んだイタリアのパスタ料理です。一口サイズで、基本的には四角い形をして、食べやすくかわいらしいのが特徴です。給食ではスープに加えていますが、ミートソースなどをかけてもおいしく食べられます。パスタといえば、スパゲティーやマカロニなどを思い浮かべますが、団子のような形をしたニョッキ、板状のラザニアなど、イタリアでは600種類以上あるともいわれています。他にどのようなものがあるか調べてみるのも楽しいですね。