秋めいて
2024年11月5日 08時00分2024/11/05(火)8時現在、曇り、14℃
8時00分
今日は「Jアラート・避難訓練」及び「専門・中央委員会」の関係で8時から朝の会が始まります。
写真は7時50分頃の各学年の様子です。どのクラスも落ち着いた教室の雰囲気で、「あゆみ(連絡帳)出してーっ!」「継続(自主学習ノート)出して-っ!!」「週末は社会科の単元テストがあるよーっ!!!」などの言葉が飛び交っています。教室前方には、取集係の担当生徒たちが待ち構えて呼び掛けを行っています。先取り挨拶もバッチリ、そしてニコニコの登校、イチョウの葉も色付き、秋めいていく中でのすがすがしい光景を各学年から見ることができました。今日もよい一日になりますように。
10時00分
野村中学校では、Jアラートの訓練放送に合わせて、震度5強の地震が発生したという想定で避難訓練を行いました。Jアラートの「大地震です、大地震です…」の放送はいつ聞いても嫌なものですがが、実際に大地震が来た場合にはこの放送をも冷静に受け止め、命を守る行動を取らなければならなくなります。
震度5強というのは、物につかまらないと歩くことが難しい、多くの人が行動に支障を感じる、テレビが台から落ちたり、固定していない家具が倒れたりすることがある、補強されていないブロック塀が倒れることがある、という揺れです。それを意識していたでしょうか!?
こういう訓練の一番の目的は、皆さん一人一人が、「自分の命を自分で守る」ことができるか。いざという時に、自分の身を守るための適切な判断・行動ができるか。ということです。
国から発表された「南海トラフ」で起きる巨大地震の被害想定では、西予市の最大震度は7とされています。
震度7では…立つこともできず、はわないと動けない、動けないほどの揺れ、揺れがひどく、火を消すこともできない、四方から家具が倒れる、下敷きにならないように身を守るので精一杯、大きな地割れがしたり、大規模な地すべりや山の崩壊が起きたりする、などの状況が予想されています。
このあたりは、津波の心配はありません。しかし、地すべり、山の一部の崩壊は十分考えられます。ため池の決壊も予想されます。
また、地震発生時、家や学校にいるとは限らりせん。どこにいるかわからない。
もしかしたら、津波がやってくるところにいるかもしれない。
時々、「今、地震が起きたら…」と考え、いつ、どこにいても、自分の命は自分でまもることができるよう、日頃からいろんな場面を想定して生活してほしいと思います。
机の下に身を隠したのは、1年2組の生徒たちです。先生の指示を待たず、自らすぐに机の下に身を隠しました。すばらしい回避行動、訓練ができていますね。本当にすばらしい。
今回は避難訓練を伏せて抜き打ちで行いましたが、教室から第一次避難所のグラウンドまで、安否確認(点呼)を含めて、2分15秒62の避難時間でした。大変速やかで、静かな避難ができました。静かで大変よかったですが、今後、緊急に必要な情報は口に出して言える環境づくりも作っていきたいと感じました。
県内一斉に実施!県民総ぐるみ地震防災訓練「シェイクアウト訓練」が行われます。
「万全な状態」はないのかもしれません、減災に向けて、日々、あらゆる備えを意識することが大切です。
15時30分
放課後は委員会活動がありました。今学期、委員会に所属していない生徒は、ボランティア活動として、校内の落ち葉拾い等の清掃活動をしてくれました。進んで清掃する生徒が多く、ここでも感心しました。